会社の日常業務にはいろいろな仕事があります。通常のお客様に関係する仕事の他に別の「仕事」があります。本来は必要なのですが、仕事として位置づけされない・・・そんなものってありませんか。
当社はそれを「委員会活動」という形にして活動しています。実はISOの品質、環境、情報を運用していくために5年前からスタートしました。
当社のような中小零細では、特別な部署を置くことはできません。であれば全員参加で行うしかない・・・そう思ってスタートしたのが委員会活動です。委員会はこのほかに広報委員会と、社員交流委員会があります。
「学校みたいだね…」とよく言われます。確かに「委員会」という名称を付けますので、そのように聞こえてしまうのは当然かと思います。学校の仕組みからヒントを得たこの活動、お陰様で何とか運用が出来ています。
「えっ…委員会にするだけで運用ができるの??」って言われそうですが、もちろんそんなことはありません。結局運用できる「仕組み」を作らなくては続かないもの。実はそのために始めたのが「委員会発表」です。
各委員会が決められた時間の中で一年間の活動を発表していくのが委員会発表です。この場合、外部の方に「審査員」として出席をしていただいています。内輪で発表するのとは違い外部の方に聞いていただくためいい加減な発表はできません。
そして何よりもこの発表をする為には「継続した活動」が必要となってきます。要するに発表するためには活動をしなくてはならないという事なのです。
ISOをはじめとする活動は「余分な仕事」という位置づけとなってしまい、一部の人にその活動が集約されていました。おかしなもので、一生懸命に活動をしても、会社全体に広まることはなく大変な思いだけをしていたのが現状です。
私の経営姿勢は「チームワーク」です。そして「全員参加」をキーワードとしています。このキーワードを具現化していくためには、活動をする「仕組み」が必要だと感じ、委員会活動がこうして会社の中に根付くようになってきました。
明日はその委員会発表・・・年を重ねるごとに発信力が付いてきました。さてどの委員会が優勝となるでしょうか。今から楽しみです。
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