気がつけば、もう5回目となった委員会発表、先週末土曜日に5名の方々をお呼びして当社会議室で行われました。毎回内容がレベルアップしている事を実感していますが、今回はよりそれを感じました。
その要因は「シンプルさ」。この表現、審査に来ていただいた外部の社長さんたちからお聞きした言葉です。事前に発表内容で注意したのは「分かりやすさ」、専門用語を使わないように、また使う場合はその意味を確実に説明にするようにとアドバイスしました。
日常当たり前として使っている言葉も、第三者にとっては全く分かりません。せっかくいい内容も一寸した不明な言葉によって、伝わらなくては発表自体が台無しになります。おかげさまで今年は例年にも増して出席いただいた方から多くの質問を頂きました。
気付いた事があります。我々が当たり前にやっていることが、なかなかできない事もあるのだと。それは情報委員会の評価の高さに感じた事です。情報委員会の活動は大変地味であり、環境や品質と違って認知されにくい活動です。
その活動がどれだけ外部の方に評価いただくか自身で判断しにくいものですが、一番支持を得たという事は、それだけこの「地道な活動」がなかなか継続できないのだという事です。
今回も感じた発表のレベルの高さ、これは毎年続けてきた事が大きな要因だと思います。そしてもう一つ、審査でいただいたコメントを反映している事です。発表が終わりではなく、フィードバックを次の活動に生かすことで「実のある活動」になってきたと感じます。
「会社は知ってもらうことです」毎年来社いただくフジテック株式会社の藤田昭一社長の言葉、いつも社員に伝えている言葉ですが、外部の方に言って頂く事でよりそのメッセージ性が高くなるなと思います。
また一つ社員がそして会社が成長しました。経営に悩みは付き物ですが、主体的な取り組みが「いい会社作り」を後押しすると思っています。そして「社長の顔色を気にせず発表してましたね」この審査員の方の言葉は何よりものご褒美です。
「社外取締役」であり「お客様の代表」である審査いただいた方々、来年もまた一つステップアップした会社を見て頂くために社員と共に歩みます。
コメント