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大切なステークホルダー

最近社員に指示した事がります。それは協力会社にも無理のない工程管理をするようにという事。我々のステークホルダーはお客様や社員と、すぐにこの二つは出ますが、もう一つ忘れてはならないものがあります。
それは取引業者や協力会社です。当社の場合も紙の仕入れだけでなく、加工などの協力会社に支えられています。至極当然の事ですが、こうした協力会社がバックアップして頂けないと、商品を納める事ができません。
ところがそういった根本の事を忘れてしまい、「仕事をだしているから」と上から目線になってしまっているのではないかと思う事があります。何か上下関係を知らないうちに作っていないかと…。
以前であれば、仕事を出していれば、少々無理な納期でも協力会社に無理を頼んでやっていたように感じます。しかしライフスタイルが変わってくるとこうした事が段々と無理になってくるなというのが偽らざる気持ちです。
それでは当社はどうか…。大変恥ずかしい話ですが、協力会社や仕入れ先にしわ寄せを敷いている事もあるように思います。そんなこともあり、社員に節度を持った取引をするようにと指示をしたところです。
もちろん、仕事には相手がある事ですから、そんなに簡単に事が運ぶわけではありません。指示をしたところで、すぐに仕事の手配や工程管理が変わってくるものでもないと思っています。
しかし常にそうした意識を持っていないと、お客様にと言いながらそのバックヤードが疲弊してはいけないなと感じています。そんな簡単なことが、ついつい「やらせている」という勘違いを起こしていないか…最近感じている次第です。
「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者、法政大学の坂本光司氏は、「協力会社とその家族」を大切なステークホルダーとして挙げています。あらためてこの言葉を経営者として心に期したいと思っています。


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