一度は自費出版という言葉を耳にしたことってありますよね。自分の思いや伝えたいことを一冊の本にする・・・自費出版はそこが醍醐味。
自費出版は自分で費用を出して出版することで、商業出版のように売上や出版社の制約を受けることなく自由なコンテンツを出版することができる。だから商業出版のように最低何冊という制約はない。たとえ一冊でもね。だから流通にはなかなか乗りません。ということで一時問題になった書店に並べられますは、まゆつば物。
■出版不況と言われているけど、自費出版の発行数は増えている
先週末に自費出版文化賞表彰式が行われた。毎年自費出版ネットワークが主催し、文化賞を創設。今年も500点を超える応募があり、大賞はじめ多くの入賞作の授賞式が行われた。
➡ 自分で描いたイラストと、たとえ下手でも自分の文章を本にしたかった
➡ 御巣鷹山の事故で亡くしたご主人が庭に植えた柿の木に実がなったことを題材にした絵本。
➡ シベリア抑留の経験での日本人とソビエト人との交流を実体験を元に書いたもの。
この作者はまだご健在で授賞式を楽しみにしていたそうですが、受賞先の3日前に倒れられてご長男が代理で涙ながらにご挨拶されて。
我々が普段書店で目にする有名作家の商業出版とは違うけど、本にしたいという思いを形にした自費出版にはドラマや思いがある。
受賞後の作者のスピーチもその思いが伝わり、参加者も熱心に耳を傾けていたのが印象的だったんです。
■自費出版は大切な文化だ
お気付きの人もいるかもしれないけど、意外に珍しくこの様子を僕はツィートしてました。
というのは、出品作品を見ながら、電子書籍が増えたとかいうけど、あくまで商業出版のお話。
自分の思いを発信できる自費出版の文化はやっぱり残したい
と思ったから。紙の質感や、内容にあった装丁、はたまたこだわりのケースなど、見ていて面白いんだよね。これは印刷文化はなせる技だと思って。
これを多くの人に知って欲しいなって。だから珍しく#自費出版で発信してました。
ちなみに、自費出版アドバイザーという制度があり、全国で100名を超えるアドバイザーがいる。その授賞式もありました。で、私も社員の代わりに受け取ってきました。
わたしが一番右。毎年社員の代わりにいただいています。ということでマルワは現在5名のアドバイザーがいます。ちなみに左から二人目は代表理事の中山千夏さん。「毎年お疲れ様です」だって 😉
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私もちゃーんと持ってます。ですからいつでもアドバイスしますよ。
って思っていたら突然大学時代の同級生から携帯に電話。
🙂 鳥原、自費出版の手伝いしてくれる?
だって。それこそキターーー 😯 でした。
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