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魔法の言葉「ありがとう」

私の東京の友人で刺繍やワッペンの仕事をしている人がいます。実はこの方、息子さんの少年野球の監督をしています。ご自身は全く野球の経験がありません。しかし監督をされているチームがめっぽう強いのです。
私もかつて自分の息子を少年野球に入れていました。地元では強豪といわれたチームです。その強さの秘訣は、高校野球なみのサインプレーと守備での連携プレー。初めてダブルプレーを見た時は驚きました。少年野球といえども、戦術が必要となってくると経験上思っていました。・・・とこれが今までの私の常識でした。ところが先の人はそうした事を勉強してやってきたわけではありません。
それではどうして、チームが強くなったのか…。まずやったことは、練習場所のごみ拾いだそうです。そして自分たちの持ち物をきちっと並べること、そうした日常生活で当たり前のことを徹底させたと言います。
そしてやっている事は、「ありがとう」ということだとか。プレー中にもありがとうと声をかけているそうです。
メンバー発表も「センター○○」と監督がメンバー表を読み上げると「ハイ、ありがとうございます」と言うようにさせているとか。試合に先発で出られない仲間への配慮だそうです。そしてベンチに入る子供にも同様に言わせるそうです。それはこうして野球をさせてもらえる親はじめ周りの人の感謝だとか。
こんな事で強くなる…もちろん、それがすべてではありませんが、こうした事は最近業績を上げている企業にも同様の事が言われています。事実、この方の会社も業績が順調だと言います。
先日までマスコミが大きく取り上げていたスポーツの体罰の問題、厳しく行っていく事で強くなると言われてきた事にひずみが出てきたと言いますが、知人の野球の話を聞くとあながちそれは間違っていないかもしれません。
当社も「ありがとうカード」を現在実施しています。なかなか根付かないこの取り組み。趣旨は「ありがとう」と伝えることで、お互いのコミュニケーションを上げていくことです。
「ありがとう」たったこれだけの言葉ですが、実は魔法の言葉のような気がしてなりません。もう一度こだわってみたいと感じています。


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