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想像以上・・・

天海祐希さんが、心筋梗塞で舞台を降板する事となり、その代役となった宮沢りえさんの演技力が大きな話題となっています。わずか二日間の練習で、セリフだけではなく、踊りの振り付けも完璧だったといいます。
天海祐希さんの演技を楽しみに来場されたお客様にとっては、最初は降板してがっかりしたと言いますが、実際の演技を見て口をそろえて「素晴らしかった」と感想を述べていました。
幕が降りた後のスタンディングオベーションが5分続いたということは、それだけ想像以上の演技だったということ。「さすが、プロですね。」と口では簡単に言いますが、そう言わしめてしまう演技というのは、果たしてどんな演技なのでしょうか。
お目当ての役者さんではないわけですから、その時点で不利な状況、その中で予想を超える結果を出すというのは、生半可な内容ではないと思います。
わずか二日間で、人々を魅了する演技を実現する宮沢さんの役者魂にあらためて敬意を表します。デビューしたての頃の初々しさとは違った、落ち着きのある最近の彼女を見ると記憶に残る女優になりつつあることを感じています。
ところで…そこまで大袈裟ではないですが、我々の仕事でも担当者が代わることがあります。企業によっては定期的に担当が変わることさえあります。その場合、前任者の人間関係づくりが上手いほど後任のプレッシャーは大変なものとなります。
当社でもかつてトップセールスの女性の後任に先輩の男性社員がなった事がありましたが、かなりきめの細かい対応をしていました。こうした状況を見ると後任が鍛えられる状況となり、あながちマイナスの要素だけではなく、プラスの要素にもなるのではと思います。
今年の当社のスローガンは「想像以上マルワ」。この気持ちを持っていれば不可能ではないと思っています。役者のような鮮烈なメッセージは出せませんが、「素晴らしかった」と言ってもらえるように行動する「お客様満足」を考えるいい機会かもしれません。
想像以上マルワ・・・そんな風に社員が演じられればいいなと…思います。


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