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おもてなしを通して学ぶ

今年になって延べで数十名近くでしょうか、例年になく多くの方に来社いただいています。「準備が大変でしょ」と言われますが、実は慣れてしまうとそうでもないのです。
こういう風に書くと、準備している社員にとっては身も蓋もないですが、準備面のことを指しているのではなく、それ以上に外部の方からのリアクションが社員にとってのモチベーションアップにつながるからです。
日本ウエストンさんのようなおもてなしは足元にも及びませんが、「お客様に喜んで頂こう」という一点だけで社員の姿勢が変わることを実感しています。何よりもお客様の笑顔に間近に接することができますので…。
また来社いただくことで、多くのフィードバックを頂くことができます。普段仕事にどっぷりとつかっていると気が付かない変化も外部の人から指摘されると「なるほど」と感じることができます。
社長があれこれと社員に指導して回ったとしても、結局身内の発言。聞き慣れてしまう声のトーンで言われた瞬間からやる気が失せてしまうもの。結局外部の方のリアクションが大きい方が、「やる気」がでます。
ただ来訪者が多くなってくる事で、そのおもてなしに無理が出ないようにしています。と言いますのは、あくまで我々は本業あってのお出迎え。本業に支障が出るようでは本末転倒となってしまうからです。
昨日もお二人の方に来社いただきました。普段は係の者が来社記念の写真を撮っているのですが、昨日は出張の為に不在。私が代役を務めましたが、やはり係の社員の方が上手く表情をとらえているなと感じています。
この社員通常は総務関係の仕事ですので、ほとんど外部の方との接点は今までありませんが、こうして来訪者の接待を繰り返すことで、営業の事情や「おもてなし」の意味も体感しているようです。
「全てはお客様の為に」の一環として、継続をしていこうと感じています。外部からの刺激と社内からの発信、相乗効果で良い社員育成になると手ごたえを感じていますので…。


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