気がつけば後2週間で6月を迎えることになります。しかし近年春らしい陽気がなかなか続かないことを実感しませんか。ついこの間まで今年は厳しい寒さでと言っていたのが、一転してまるで初夏のみ陽気。日本らしい四季がなくなりつつあることを実感しています。やはり地球温暖化でしょうか。
四季がなくなりつつあることを残念に思うことに加えてもう一つ複雑な思いをする事があります。それはクールビズが早くも実施されていること。
「考えが古い」と言われそうですが、ビジネスマンらしい格好はスーツにネクタイ。確かに真夏は背広も着ることがないですから、ノーネクタイでもかまわないのですが、この季節からノーネクタイというのは、どうもピンときません。
特に行政関係はほぼクールビズ、従ってネクタイでお邪魔すると違和感さえ感じます。もちろん率先して進めていく立場ですので、当然かもしれませんが、それでも民間のオフィシャルな場ではネクタイは必須。やはりTPOをわきまえていくべきだと感じてしまいます。
当社の先代に使えた番頭は真夏でも長袖のワイシャツにネクタイでした。本人は汗かきでしたが、それだけビジネスマンとしてのこだわりがあったのではないかと感じます。まあ、ネクタイの代わりで一時世に出たループタイよりはない方がいいでしょうが。
こうして以前からあったこだわりやオフィシャルなものが、時代や世相を反映して変わっていくのだなと感じています。変わるべきものと変わっていけないものがその中にはあるような気がしますが…。
とはいえ先の考えを持つこと事態古いのでしょうか。いや、そうしたこだわりもまた大切だと感じているのですが。
それにしても季節感が変わってしまいました。今に「四季」という言葉がなくなって夏と冬だけの「二季」になったりして。今朝はお題が見つからなかったので、思うがままに書いてみました。しかしやっぱりまだスーツにネクタイですよね。古いかなぁ。
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