来春の新卒の試験が当社でも只今行われています。お陰様で当社のような会社でも説明会に足を運んでいだだき有り難く思っています。
とはいえ、全ての学生さんに入社いただく訳にはいきません。選考を重ねて絞り込んでいく間に、どうしても学生の期待に添えないことも出てきます。
そんなこともあり、極力一定以上の選考まで残って残念な結果となった学生には不採用の通知とともに一言直筆でメッセージを書くことにしています。気になったところだけでなく、良かったところも含めて就活が成功するようにとペンを走らせるように努めています。
ここまでは例年のことですが、今年はちょっとしたサプライズが。そんな学生からお礼のハガキがきたのです。「結果は残念だったけどこうしてメッセージを頂き、感謝しています。頑張ります。」という内容でした。
正直驚きましたが、私共の思いを受け取って貰えたことが、確認できささやかに嬉しく感じました。その学生を採用できなかった理由は資質が問題ではなく、まだ自身の中で絞り切れていないというのが理由でした。
残念な結果でしたが、それでもこうして思いを受け止めて貰ったことを、確認できた事が一筆書いて良かったと思っています。
もちろん、書かないのがふつうだと思います。いくらメッセージを書いたところで、結局は学生にとっては縁がなかったということ、お礼状を書いたところで、何かメリットがあるわけではありません。それでもこうした行動ができるその学生の心遣いに拍手を贈りたいなと思いました。
おそらくその学生、企業や職種を明確にすれば必ずいいご縁が出きると思っています。自己満足と言われるかもしれませんが、書いてよかったと思った瞬間でした。
その学生の就活の成功を祈っています。ご縁はありませんでしたが、必ずいい結果が待っていると思いますし、いい社会人になるなと思います。がんばれ就活性!!
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