今日から新年度。今年は四月一日と月曜日が重なったこともあり、年度替りも例年以上に節目を感じます。先週末には新聞紙上で教職員などの移動の発表もあり、以前教職にいた私にとっては、友人や知り合いの方の移動を興味深く見ていました。
そんな中で「退職します」というメールも何通かいただきました。残念なのは定年まではまだだというのに退職される方です。
私が営業として出るようになってから、長くご縁をいただいた方がいます。私と同世代ですので、まさか退職はと驚くとともに、このところお邪魔していなかったことに後悔をした次第です。
一方でフレッシュマンたちが今日から始動です。当社もささやかですが、一人新入社員を迎えます。たった一人ですが、当社にとっては大きな一人です。
社会人最初のスタートを当社で迎えることになった新卒君、おそらく緊張の一日ではないかと思います。一方で大切に育てられた子供さんを社会人として預かるのですから、会社としてもきちっとした対応をしなくてはなりません。
最近は印刷組合の方で一ヵ月間新入社員教育をしますが、それでも社会人スタートの今日は社内研修となり、先輩社員が講師を務めます。先輩社員もこうした講義をすることで、気持ちも新たになります。
毎年新入社員を入れることは、仕事もさることながら会社に新しい風を入れたいからです。「フレッシュマン」と言いますが、まさに若さの風ですから、名前の通り「フレッシュ」な風が当社に吹くこととなります。
当社は多くの社員が部下育成にかかわります。部下を指導する事は、大変骨の折れることですが、「教える」という行為を積み重ねていくことで、社員同士を気にするようになってきます。
コミュニケーションというのは実はこうした地道な積み重ねから出来上がっていくものだと感じています。新卒君のフレッシュな風をしばらく楽しみたいと感じています。
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