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社長も社員も同じ目線

当社はただいまISOの内部監査の真っ最中。八月が決算ですので、そろそろ今期の反省と来期の経営計画を立案しないといけません。そういった事もあり毎年この時期にISOの内部監査をしています。今日は社長の内部監査…。社員から今期の進捗状況をインタビューされる立場です。期初の経営計画の内容がどこまで遂行されているか、結構厳しいチェックが入ります。
われわれ経営トップはついつい会議で一方的に話をします。喋りすぎないと言いつつ、気がつくと語ってしまう…そんな経験はありませんか。当社も毎月全社会議を設けていますが、私のコメントがついつい長くなり反省してしまいます。
今回の内部監査は逆の立場、監査員である社員から質問される立場です。従って自分の意見を述べつつ、しかし質問の意図に沿っていないといけません。品質ISOを取得してはや9年、その間に環境、情報と取得していくうちに、社員の質問も実に的確になってきました。
今回もそのやり取りの中で「こうした方が良いのでは…」という意見を内部監査委員からいただきました。つまり社員からのアドバイスです。この意見は私自身「ハッと」した内容でしたので、早速次回から実行しようと思っています。こうしたやり取りができるのもISOというオフィシャルな規格での仕組みがあるから実現が出来るという事です。
ISOはとかく欧米の規格であり、人種が異なる国での仕組みと言われます。単一民族の日本では「あうんの呼吸」で仕事しますのでそぐわないと…。確かにその意見は否定しません。ただ…逆に経営者と社員という立場には、かえって仕組みで話が出来ますので、かなり有効だとあらためて感じました。
せっかくISOを取得したにもかかわらず、なかなか運用ができないと言います。確かに書類も多く、記録に残さなくてはなりません。しかしこれも仕組みとして作ってしまえばいいのでは…。「そんなに簡単にいかない!!」と叱られそうですが、実際当社は「委員会」という仕組みにし、全員参加をうたう事で仕組みを作ることができました。
ちなみに来週土曜日は彼らの1年に一度の発表会、今度は外部の方に監査を受ける日です。毎晩準備に忙しい社員…当日が楽しみです。
写真は監査を受ける編集委員会…突っ込まれて四苦八苦です(笑)
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