毎年の経営計画の策定会議でいつも出る話題がある。
➡ 〇〇の仕事は今の状況なら外に出したらどうか。
➡ 〇〇がないからこの部分が難しい。
➡ 〇〇さんの抜ける穴はどうする
こうした会話が必ずある。当事者にとっては大きな問題。でも側で見ると無い物ねだりの意見も中にはある。いつも思うんだけど、完全に設備が整い人の配置が万全な状態の会社は未来永劫ない。そんなことは社員も十分に分かっている。
😥 なら言うな
じゃあない。こういったことのやり取りをするのも計画策定で大事なことだ。お互いの置かれた状況をよく把握し
💡 だからなにかできることはないか
と話し合いを進めていく作業である。この作業が普段からないと結局会社の大小に関わらず部署ごとに軋轢が起きてしまう。
大企業はそんな細かいことに構っていられないので標準形をひとつ作ってそこに合わせて後は
なんとかしろ
それで良い。それが大企業だからだ。
■中小企業は一人ひとりの顔が見える
だから事前のすり寄せは必須であり先のできない理由を共有することも必要だと思っている。願わくば
😀 なんとかしてみます
なんて言葉が出ると最高かもね。
なんとかしますって言ってなんともならない時もある。でも
ダメじゃないか
と言うことは絶対に言わないのが中小企業の経営者。大企業の社長は在任中の業績を気にするけどオーナー経営者はそう言った目先の結果は気にしない。むしろ大切なことはその姿勢。企業の新たなステージの階段に上がる推進力はこの一見無茶に思えるアクションだと思っているからだ。そしてそういった意見が出る環境づくりも僕たちの使命だと思う。
さて今回も色々と出たんだよねぇ。
🙁 えーっ、そんなことやってたんだぁ
と言う無駄とも思える仕事もね。節目の意見交換は必須だね。
会議は不要と言うけど確かに形式的な会議はいらない。でコミュニケーションを図っていく会議は小さい会社ほどいると思う。そしてトップの役割は後押しできる意見とアドバイスかな。
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