先日大学の企業説明会にお邪魔しました。お世話になった方が、キャリアセンターの関係者ということもあり、私も同行させて頂きました。
説明をしたのは昨年入社した女性社員。製作関係の仕事ですので、果たしてどこまで話ができるかと思っていましたが、堂々とした話ぶりでした。
そこまで堂々とした立居振舞ができた原因を考えると、彼女は入社した一年の間に来社頂いた方々への、オフィスツアーのアテンドや先輩社員との企業展での会社説明など、数多くの経験をさせてきました。
「場数を踏む」といいますが、まさに彼女の堂々とした話ぶりを見る限り、その言葉がズバリ当てはまることを実感します。「習うより慣れろ」と言いますが、知識をどれだけ詰め込んでも結局実践に勝るものはないと、あらためて彼女の話しぶりを見て感じました。
大企業であれば人事担当者が懇切丁寧に流暢な説明をするはずですが、中小企業の場合、限られた人数でやりくりするしかありません。であればトップが話を直接するか、当社のように若い社員に話をさせれば良いと思います。
彼女が話をしたことで、学生の多くからの就活そのものの質問が数多く飛び交いました。当社への質問は実際に会社に直接足を運んで貰えば良いわけですから、就活の悩みをぶつけてもらえるだけでも、当社の説明会来てもらった価値があるのではと思っています。
一年間社会人を経験した社員、学生の前で話をする事で、会社では初心者マークだった彼女の気持ちがひとつバージョンアップしたのではないでしようか。
誰でも最初は初心者、緊張する場面を数多く体験した事が、営業職ではなくとも立派に発信できるようになったのではと感じています。一年経過した彼女の成長を確認できた、嬉しい時間でした。
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