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来社いただく事が社員教育

以前にも書きましたが、当社には数多くのお客様が来社されます。来社されたお客様にはオフィスツアーをしていただき、会社としての取り組みをお伝えしています。
通常であればこうした説明は私がするところですが、当社では社員に案内をさせています。そして部署ごとに担当者が直接お話をするようにしています。
昨日も東京から3名の経営者仲間に来社いただきました。2名の方はすでに委員会発表を含め何度もおいでいただいています。そのうちの一人が「説明がうまくなりましたね」とお褒めの言葉をいただきました。
上手くなったのは説明の仕方ではなく、お客様に喜んでいただくために何をしなくてはならないかという事を説明していたそうです。「常に改善を進め、一つでも成長するように努力している」そんな表現を交えて…。
私自身が知らないところで社員がそうした発言をしている事に正直嬉しく感じています。熱心に説明するのは当たり前ですが、こうした発言は「お客様に喜んでいただく」という思いが浸透しつつある裏返しだと思います。
この背景には、このところ多くのお客様に来社いただけるようになった事が大きいのではないかと感じています。「外部から見られている…」そうした状況を積み重ねることによって、お客様の本当の要望が現場レベルでも理解できるようになってくるのだと思います。
「品質がいいのは当然、価格が安いだけを望んでいるのではない」・・・当然社員は理解しています。しかしお客様の要望に応える為に、自分たちのレベルが上がらないといけない事を説明できるようになってきたのは、直接お客様と対峙している成果だと思います。
外部から来社いただく事は、何よりもの社員教育だと思っています。地道な積み重ねは漢方薬のように効いてくるもの。社員の成長を実感した嬉しい言葉でした。


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