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大切につなぐ縁

先週末に自身が長く所属していたW会の委員会の同窓会がありました。年度ごとの委員会ですので、同じ委員会での所属でも年代はまちまち。もう70才を迎えた方から現役の30代の会員まで世代を超えたなかまが28人参加しました。
短い時間ですが自己紹介と近況報告、一緒に活動していなくてもどこか連帯感のようなものを感じます。
この委員会に限らず、定期的に当時の仲間と会っています。私にとっては父親の経営する会社に戻ってすぐに入った会、いま経営者という立場にありますが、このベースにあるのはこの会で学んだ事が数多くあります。
おかしな例えかもしれませんが、長い船旅をしながら港に立ち寄るようなそんなイメージでしょうか。若い頃に仕事と別の場所で仕事を離れての多くの議論、こうした積み重ねが今の自分の肥やしになっていると思います。
たまに若手の会の主催する会に参加をさせていただきますが、緊張した面持ちの進行や不慣れな司会進行などを見ると、自分たちもかつてそうだったと懐かしささえ感じます。一方でかつての先輩との時間はちょっと背筋を伸ばすような…。
喧々諤々しながら一生懸命に活動していた当時を思い出し、先輩に指導され後輩に意見を言いながら懸命に動いていた「熱い思い」を思い出します。今回も30代40代の現会員の挨拶を見ながら初々しさを感じていました。
「同じ釜の飯」という表現を使います。目には見えない「連帯感」のようなおかげで、現実の経営で心が折れそうになることも、払拭できることが何度となくあるなと思います。
異業種交流は自己研鑽の場だと私は思います。そして台先輩だけでなく同世代の「師匠」を持つことができる場だとも。がむしゃらに仲間とともにやってきた当時と違い、今は業界で若手の育成を兼ねて高所から見ることも多くなりました。
変に落ち着いてしまいそうに成りがちなだけに、私が若かったころ雲の上の存在だった先輩と、自分が卒業する時に若手だった会員とのひと時、こうした時間を持てる幸せを感じます。縁は大切につないでいかないといけません…。


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