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学ぶ姿勢

一昨日は愛知県印刷工業組合のマーケティングセミナーが行われました。このところ組合開催のセミナーは評価も高く、毎回定員オーバーの状態がおかげさまで続いています。今回のセミナーも営業向けということもあり、熱心な参加者での講義でした。
「熱心」どういう状況をさしてこう表現をしたかは理由があります。実は講演開始は六時半、通常の講演は7時スタートが多いもの。ましてや営業向けとなれば、30分早いというのはかなり厳しい状況です。
ところが当日なんと5分前にはほぼ全員が集合し席についていました。この状況には講師も驚いていました。私も経験がありますが、参加者の前向きな姿勢という気を感じると気合いが入ります。案の定、講師の先生も気合い満点での講義をしていただく事が出来ました。
実は業界のセミナー参加の内訳にはこのところ一つの傾向があります。それは一つの会社から何人も出席する企業が増えたことです。このセミナーでも平均一社あたり2.5人の出席でした。それだけ社員教育を熱心に考える企業が増えてきた証拠だと思います。
またそうした企業の社員だからこそ受講する姿勢が前向きなんだろうなと。こうした外部の情報は複数で取り入れて社内で生かしていくことが、より有効的です。特に営業のような人に依存するものは「気づき」に差がでますから。
ところで当日、隣の部屋ではある業界が「facebookで見込み客を獲得する方法」なる講義が開催されていました。マーケティングは印刷業界だけのものではなくなってきた事を強く実感します。
社員が主体的に学びそれを会社がバックアップする、そうした会社がこれからは強くなっていくと感じます。「社員力」の向上に力を入れるということですね。
ところで・・・時間前に集合するこの姿勢、案外経営者主体のセミナーの方が平気で遅刻をする姿がみられます。学びに対する姿勢は社員の方が優れているのではないかと、反省の意味を込めてふと感じた次第です。


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