「事業で一番大切な事は変化をためらわないこと」この言葉、鈴与社長の鈴木与平さんの言葉です。鈴与と言えば江戸時代に船舶を利用した物流業として創業。今ではJリーグの清水エスパルスや航空会社の富士ドリームエアラインを傘下に収める会社。そんな大企業のトップでさえ、変化をためらわないというのですから、我々中小企業は積極的に変化にトライしないといけません。
この一年振り返ってみると、当社の活動も行動し続けてきたように思います。文字通り「走り続けた」とでも言いましょうか。
私の東京の知り合いは毎年のように新たな仕掛けをしています。イベントに数多く出展するだけでなく、DM にも工夫を凝らしたり、外部講師を呼んで自社でセミナーをしたり。一見簡単にできるように思いますが、意外に手間がかかります。
当社も今年は社名を変更したこともあり、「マルワプロジェクト」と称して多くの仕掛けを試みました。実際にやってみると準備段階で手間がかかることに気がつきます。
よく人は「変化を嫌う」と言いますが、変わることが嫌ではなく、その過程が大変だからではないでしょうか。実際に今年実施したセミナーは毎回集客にひやひやしました。
お陰さまで毎回満員でしたが、募集する前に集まるだろうかと不安になります。その不安を払拭するために多くの仕掛けを試みる、これが自社の肥やしになっていくのですね。
人と言うのは勝手なもので新たな事をやりたいと思いつつ一方でその過程の労力を惜しむもの。経営を預かる私でさえそう思うのですから、社員であればなおさらだと思います。
今までと同じことをしていれば稼げた時代とは変わり、環境がこれほど変化していくと、じっとすることがイコール衰退を意味します。来年の事を考えるようになってきたこの頃、また新たな仕掛け、行動を考えようと思います。
「また社長始まった…」と社員からブーイングが出そうですが、そのブーイングを受け止めて、ちゃっかりとまたお願いしちゃいます。さて…何を仕掛けましょうか。
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