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中日のビジネスモデル

会社の特徴的なビジネスモデルは企業にとって強みだと感じた昨日のクライマックスシリーズ。企業と野球と結びつけるのはおかしな話かもしれませんがつくづくそう感じました。
苦手のヤクルトに8回まで0点に抑え込まれ、高木監督も敗戦の弁を考えていたというこの試合。結局ブランコの一振りで決着がつきました。そこでなぜ企業のビジネスモデルなのか…。
中日は投手のチーム。打てないチームですので、先取点を取られたくないにもかかわらず、1点を先行され、気が付けば8回。しかし追加点を許さなかった事で、逆転できたと評論家は言っています。要は投手というチームの特徴が生きた試合だと…。
ブランコの満塁ホームランばかりが目につきますが、8打席ヒットがなかった打者ですから、一か八かの勝負。これを可能にしたのが投手の踏ん張りだったと。
経営戦略を考える時に企業の強みは何か議論します。強いビジネスモデルがあればそれを核として戦略を立案することができる…野球でいえば得意の投手陣で継投して勝ち取った勝利と似ています。
企業経営で満塁ホームランのような事はなかなかありませんが、厳しい経済状況で企業の「売り」があればそれでしのいで新たな商品開発、サービスを創出することができます。
最近当社によく新規訪問があると現場から報告がありました。待っていてもお客様に会えないですから、こちらから会いに行く…その際武器になるのは自社の強みです。おそらくその強みを考え来社しているのだと思います。
明後日から最終ステージのジャイアンツ戦。中田投手が怪我で戦線離脱と記事がありました。「一泡吹かせる」高木監督の弁ですが、負けて元々という気持ちも投手というビジネスモデルがあるからかもしれません。それにしても打てないなぁ…。


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