久々の発信

かつて教え子であった生徒から依頼のあった中学生への講師が昨日実現しました。200名の生徒の前で話をするのはなんと23年ぶり。体操座りをしている姿もそして体育館という空間も私にとってはタイムスリップでした。
教え子は学年主任。当時自分が生徒に向かって話をしていた姿を彼が再現しているのを不思議な気持ちで見ていました。担任は彼が一年生の時、優秀な生徒でしたが当時は反抗期の真っ最中よく衝突をしたのを覚えています。
そんな彼、結局私がきっかけで教育の世界に進んだといっています。短い教職の中で「私」との出会いがその後の人生を決めたと聞くと、つくづく私は幸せ者だったと感じます。
進路を考える3年生の生徒に向かってのメッセージ。話をしたのは好きなもの、得意なものを徹底的にやりなさいということ。「一芸に秀でる」と言いますが、今の社会には最も必要とすることだと思います。
また多くの行事に仲間とともに積極的にかかわりなさいとも伝えました。損得なしで熱くなれるのは今だと。失敗ができるのも今だと。自分が実際に経営者となって多くの社員や客様と関わる中であらためて感じたことです。
その後生徒さんのご父兄からフェースブックでお返事をいただきました。娘がうれしそうに「印刷会社の社長の話を聞きCSRレポートをもらったよ」と。その方同業者の社長さんでした。
生徒さんがお父さんのお仕事をあらためて見直すきっかけになり、こうしたメールをいただけることは何事にも代えがたい自身へのご褒美です。
短い時間でしたが、しっかり汗をかきました。生徒さんの一生懸命メモを取る姿にも学ぶ姿勢が如何に大切か教えられました。最後に当社のエンドロールを流した後に生徒さんから頂いた拍手、こうした機会を作れる社員にも感謝です。
教え子のいや学年主任の先生、ありがとうございました。立派な先生になってくださいね。私も経営者として若い人たちが希望の持てる社会づくりのためにささやかですが邁進します。

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