僕が一番恐れていたのは術後のICUの時間。はっきり言って地獄。大病院ですので必ず一晩ひとりっきりで過ごすんです。同じ状態のままで 😥 。
じっとしている事を想像したら分かりますよね
目は冷める一方だし。そして尿管があそこに刺されていて常に残尿感をずーっと感じながら夜を徹する 😥 んです。
麻酔から覚めたのが23時頃。当の男性看護師さんは
「ジッとしてなくても良いですよ。じっとしていたら気が狂いますから」 🙂
って。ありがたかったなあ。だって、真っ暗な部屋で写真にあるような血圧計のような画像をずーっと見ていただけ。 身体を動かすと痛いしね。
そんな時に担当の若い看護師は名古屋の大須で仏壇用の漆を製造する会社の長男。「爺さんが薬剤師だったんで僕もこの道に。弟がいるから継がなくても良い」と言っていた彼。そんなの由なしごとに付き合ってくれたおかげで随分朝は気がまぎれました。
■ところでICUには当日20人の患者がいたそうです
🙂 さすがに若いですねえ。おっしこよく出てますよ
って。いやいや「年齢層どうなってんですか」って聞いたら、
鳥原さん若いですよ。ここは今現在60代後半から、上は93歳までいますから 😥
って。
今の時代長生きするとはいえ、そこまでしてでも手術するのってどうなんでしょうかと考えさせられちゃいました。生かさなくてはいけない理由でもあるんでしょうかねえ。この苦痛な自身の状況を見ながら「もういいじゃん」と思ったんですが 🙁
ようやく病室に戻って上を見上げたらこんな絵。生まれて初めての点滴。気が付いたのはとにかく不自由なこと。チョットした動作さえ、ままならないんだな。如何に普段自分が自由に動いているのかが分かったんです。一方で健康って大切ですね。ホント。
苦痛な時を過ぎると後はのんびりとリハビリを兼ねて身体を動かしたり散歩したり。元々せっかちで歩くのが速かった僕ですが、補助具の初体験で一歩を大切に歩くことも知ったような気がします。
■「ちょっと休憩したら」と天の声
おかげで手術以来歩くのが遅くなった気がします。姿勢を気を付けたりいていると速く歩けないんだな。新緑の風景を楽しんで、ちょっとしたリフレッシュの時間。ずーっと走ってきたので「ちょっと休憩したら」って天の声だったと思います。
快適な場所で自然に触れる時間も新鮮でした。来週から慣らしがてら出勤。今はとにかく腰の負担がNG。ついつい動きすぎるので極力セーブしてくださいって。折角の手術が無駄にならないようにしばらく腰には気を使います。
コメント