人生いくつになっても学び

人生いくつになっても学び・・・そんな言葉をよく耳にします。そして実際にそういう方を目にすることがあります。昨日私が所属している研究会でお話をさせて頂く機会がありました。
この会、かつて所属していた異業種交流会の卒業者たちで構成され、大先輩の方も数多く所属しています。会社経営に携わっていても、会長職など第一線から退かれた方も…。
そんな方たちがこうした研究会に出席して新たな学びを得ようとしている姿は毎回素晴らしいなと感じます。中小企業経営者として第一線で走ってきた方、今更何を学ぶのか…なんて思いますが、人生いくつになっても学びですね。
こうした方はその後の二次会も付き合われます。自分よりも一回り以上若い人たちと酒を飲みながら時には熱く語る様子を見ると、若さというのは自身の前向きな気持ちではないかとあらためて感じています。
多くの会でお話をさせて頂くことが多いのですが、長く所属した会の先輩の前で話をするのはどうも勝手が違い変な汗さえかきます。それでも熱心にメモを取る姿に「いくつになっても学び」と感心してしまいます。
通常は若い方からもらう刺激、しかしそうばかりではないなと…。そして年を重ねてからの若さは肉体だけではない、「気持ち」「心の持ちよう」が大きいのだと感じます。
「とりちゃん、この部分はよかったけど、あの部分はこうじゃないかい」･･･話のあとにいただいたフィードバック。よかったというリアクションだけではない、冷静な意見もこれまた新鮮です。
社長は普段誰からも指導されません。気が付けば裸の王様になりがちです。背筋を伸ばして耳を傾ける場がつくづく必要だと感じます。そしていくつになっても学ぶ姿勢、変化の速い時代のキーワードだと。

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