URLをHTTP[S]に変更しました。以前よりブックマークしてくださっている方は、こちらをクリックし、再登録をお願いいたします。

事業への「思い」の強さ

昨日はフジテック株式会社の藤田社長と専務をお連れして、私がかつて所属していたW会会員の田中裕士さんが経営する名古屋ベンド製作所を訪ねました。同じ「曲げ」の業界です。
藤田社長曰く「我々の業界は閉鎖的で工場見学はおろか外から見えないようにしている会社さえある」と言っていましたので、今回の見学は大変に楽しみにしていました。
実際に会社にお連れして同業者同士の会話が弾む様子は、なかなかフランクに話ができる場がない事をあらためて感じます。我々の業界も気軽に工場内を見学できることがありません。
印刷は「情報」を扱っていますので、守秘義務があるのは当然ですが、それでも県外へお邪魔すると意外に見せて頂ける企業があります。それだけ自社の仕事内容や技術を近隣の
同業者に見せるのは抵抗感が強いという事でしょうか。
三人が専門用語を使っての会話する様子は私にはちんぷんかんぷんですが、少なくとも「同じ悩みだよね」感が伝わって実にほのぼのとした雰囲気でした。
モノづくりに携わっている人たちは真面目な人が多いですが、外見はともかく(失礼!!)、真面目に仕事をしている感が伝わってきます。
見る方も見てもらう方もいい刺激があるのは過日のフジテックさんに見学した際に当社の社員を見て実感していること。こうして二社の会話の様子を見ていると、何かささやかですが、いい場づくりができたかなと思います。
「同業の横のつながりがこれからは大切だ」と藤田社長。自社の強みを生かしネットワークを作りが、これからのトレンドのような気がします。
同世代の中小企業の仲間が懸命に情報交換をする様子に接し、自社の事業への「思い」の強さが企業の発展を左右すると感じます。


コメント

タイトルとURLをコピーしました