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フットワーク

経営計画書ができた…とフェースブックに書いたとたんに一本の電話。「差支えなければ見せてほしいのですが…」、私より10歳若い県外の同業他社の社長からの連絡。「いろいろと毎年変えてはいるのですが、どうもしっくりこなくて」と…。
そんなわけで先週末、その後継社長が当社を訪ねてきました。私が若いころのように多くの経営計画書策定セミナーに参加し、また他社の計画書を見たりしながら作り変えてきたそうです。
その会社の経営計画書も見せていただきました。理念から社員の姿勢まで自身の言葉でよく書かれていました。しかしそれより計画書云々よりも良いと思ったら電話を一本入れて直接お邪魔するという姿勢に感心しました。フットワークが良いというのはまさにこの事ですね。
知り合いの別の社長は講演会や読んだ書籍で感銘を受けたものは電話を入れて直接会いに行くそうです。たとえ飛行機を使わなくてはいけないところでも、あえてそうするとか。「百聞は一見しかず」と言いますが、実際にこの目で見て肌で感じる事で気が付くことがたくさんあるのだと。
こうしたフットワークの軽さが会社のトップとして必要とする要素ではないかと思います。時間と距離をかけて移動したからこそ、感じる空気感やお会いできる事で感じる言葉以上に伝わる考えなど。
「できる社長」のフットワークは軽いと言われます。おそらくそれは「旺盛な好奇心」が後押しをしているはず。そしてこの好奇心こそ、新たなビジネスモデルを創り出す原動力ではないかと感じた次第です。
私も出張中に経営者を訪ねさせていただくようにしています。まったく違う業種、そして異なる環境での事業形態、そうしたバックボーンでの情報交換は毎回大きな気づきがあります。一方で今回のように来社いただく事も自社への気づきがあり、何よりも嬉しいものです。こうしたつながりを今後も大切にしたいなと…。
問題意識を持つのは当たり前の思考ですが、如何に行動に移すかが経営者としての力ではないかと感じています。10年前の私は今回の彼と同世代、私はそこまでフットワークはありませんでした。一つ彼から気付きをもらいました。


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