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ワクワク感

谷垣総裁が自民党総裁に出馬しない・・・突然昨日の昼に発表があり、昼の番組で予定していた内容は大きく差し替わることとなりました。と思っていたら夕方には現職の大臣の死亡。自殺とも言われ何とも政治が落ち着きません。
政治不信というのは、政治家が頼りないというのではなく、毎回同じ繰り返しに嫌気がさしているのだと思います。総裁選では長老が口出しをし、代表選の演説を聞いていても、耳聞こえが良い事ばかり。まるで何度も見た繰り返しのビデオと同じです。
日本のトップが毎年のように変わるという事が問題になっています。海外から見れば約束を取り付けても、次の年にトップが変わったら、また最初から仕切り直し。結局変わらないのは「通訳」なんて笑えないジョークも飛び交う始末。
一流と言われた経済さえも最近は陰りが出てきました。私の小さい頃は公害問題もありましたが、一方で経済がイケイケの時代、子供心にも新しいものが次々と出てくる「ワクワク感」がありました。
なぜワクワクするのか、要は先を見るからだと思います。過去を振り返ってワクワク感はありません。まだ見ない未来を見るからワクワクするのだと…。
我々目線で見た場合はどうでしょうか。右肩上がりの時代ではない今、安く物を作ってもいいものを作っても売れない時代。しかしそれも過去を振り返っているから、過去を踏襲しているから何も手が打てないのだと…。
「そういうお前はどうだ」とお叱りの声が聞こえてきそうです。私も同じように閉塞感があります。そして経営者としてこの先が不安です。しかし不安という感情をまだ来ない未来だと思えば「ワクワク感」に近づけると最近感じています。
まだ見ないから不安、いやまだ見ないからワクワク。モノの見方、角度を変えるだけで感覚が全く変わってきます。少なくとも経営トップを預かるものはそうしたポジティブさが必要だと思います。作り笑いでも続ければ本当に笑顔になると言いますから。


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