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手応え

昨日は幹部会を業後に実施。決算が八月ですので、そこまでの利益計画の話し合いをしました。今回は事前に経理の方にいくつかのシュミレーションを考えさせ、部署ごとのコストダウンの強化点を知らせ、一報で必要売上高も提示させました。
現実には非常に厳しい数字です。一昔前なら若干のハードルに感じた事ですが、このところの動向をみるとかなり厳しい数字です。その理由は…利益率の減少。人件費はともかく、主材料や副材料と言った仕入れが減少せず、物によっては上がっています。一方で売りはよくて現状維持、しかしこのご時世を反映して物によっては適正価格が提示できていないものもあります。
とかく「売上高」という数字に目がいきがち。結果として利益の残らない仕事、最悪の場合は赤と気づかずに仕事をしている場合もあるかもしれません。このところ多くの伝票をチェックするたびにそうした疑問を感じるようになり、今回のシュミレーションとなりました。
毎月の全社会議で数字はオープンにしているものの、財務的な観点で数字を捉えている訳ではありません。今回の経理からの提示はそういった点で当社の抱えている現状を共有することができ、私にとってはいい時間だったと思います。
こうした議論はすぐにできるものではありません。お察しの通り長い時間と手間暇がかかります。とかく結論が出ず、結局「大変だね…」で終わってしまいがち。貴重な時間を使って会議をするわけですから、何らかの方向性を明確にし、「前を向いた」結論にしなくてはいけないと思っています。
今回は一人ひとりの幹部が与えられたミッションに対して、どのように達成していくか…最後に意見として話をさせました。そしてその内容は週末の全社会議に全社員に対して告知されます。
「チームワーク」が今季の当社のキーワード。自分たちで考え、声に発した内容を全社員に下ろしてみんなでそこに向かっていく・・・なんとか彼らの思いが実現するようにと思っています。現実は大変ですが、社員の成長にささやかな手ごたえを感じた時間でした。考えた事が「結果」として表れる事…今日から再スタートです。


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