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地位武男さんと小野ヤスシさん

平均寿命が長くなったと言われます。特に80才が平均寿命なんて聞いてしまうと、50代の私にとってはまだまだ先…なんて感じます。
ところが先週元気に活躍しているとばかり思っていたお二人の芸能人の方が亡くなりました。地井武男さんと小野ヤスシさん、お二人とも昭和の高度成長期からずっとお茶の間に登場していた方です。
地井さんは私にとってはやはり「太陽にほえろ」でしょうか。毎週金曜日午後8時、日本テレビ系でのこの番組を欠かさず見ていました。主役ではなかったですが、地味で渋い役どころがドラマを締めていたように記憶しています。晩年は「ちいちい」なんて呼ばれて、二枚目の渋さとは違う温かな人柄でお茶の間に登場していました。
一方の小野ヤスシさん、初代ドリフターズのメンバーとは知りませんでしたが、私にはどちらかというと軽妙な語り口の司会者というイメージが強かったように感じます。
タレントさんというのはそれなりに普段から肌のケアをしているからでしょうか、いつまでも昔のイメージと変わりません。それだけに70才を超えていたとは正直意外でしたし、寿命が延びた現在では早すぎるなというのが率直な気持ちです。
お二人に共通するのは地味だけど料理で言うと隠し味でしょうか。いないとどこかしまらない大切なポジションにあったように感じます。ふといなくなってしまうと無性にさびしい人ってまわりにいませんか。
いつもながら人の評価というのはこうして亡くなってしまってからわかるものだと感じます。別に惜しまれる為に生きている訳ではありませんが、少なくとも「ささやかにお役に立ちたい」と思う次第です。
実は同世代の仲間と毎月定期的に食事をしています。先日も食事をしていた話題が、病気の話。ふと気がついて大笑いをしてしまったのですが、そんな話題に関心が行く年になってしまったと感じています。


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