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辞書でお前の名前を調べてみろ

「辞書でお前の名前を調べてみろ」タレントの小堺一機さんが中学校の恩師から言われた言葉です。当時演劇部の部長をしていた小堺さんですが、後輩につらく当たる様子を見て発した恩師の一言だといいます。
この言葉を聞いて背中に冷水を浴びせられたといいます。実は私も全く同様の事を感じました。昨日もある会で多くの若い人と出会う機会がありました。ちょうど私が今の会社に入社したころの年代…。彼らの謙虚な姿勢をみているとついつい彼らよりも長く生きてきただけに説教じみてしまいます。しかし、自分が彼らの年にそんなに謙虚であったか…振り返るとはなはだ疑問です。
以前ブログに「半世紀生きた」事を書きました。自分が五十歳という年を迎えた時に感じた「半世紀」という言葉。半世紀生きてきたのだから少しは語れる…と冗談交じりに言った事があります。しかし考えてみれば私よりもはるかに長く人生を歩んでいる方も数多くいるわけで、そんな方達と比較すれば「ちっちゃい」と思うのは自然の感情ですね。
「肩書を取ればただの人…」っていつも思っています。そう思う事で新規営業も取り組んできました。要は「人」としての器、度量の問題。そう思っていても、ついつい人はつまらない見栄や先輩面をしてしまうものだと感じています。
私の場合、特に器の小さい人間ですので、たびたび反省する事しきり。そんな自分に一番言い聞かせやすい言葉が冒頭の「辞書でお前の名前を調べてみろ」です。いい言葉に出会ったなと思っています。おかげさまで会社を安心して空ける事ができる環境を社員が作ってくれています。感謝…肝に銘じて今日も多くの人との出会いを楽しみにいい一日を過ごそうと思っています。


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