おはようございます。昨日はMRJの工場視察、シークレットなのでなーんにも写真もありません 😥 早く空を飛ぶのを見たいですね。
ところで先日組合研修の一環で久しぶりにトヨタ自動車を見学する機会がありました。正式に行くのは小学校の社会見学以来かなぁ。
今回は普段なかなか見られないところを見せてもらいました。それは他社の車を分解して他社がどんなコンセプトで車を作っているかというもの。どこの会社をやっているそうですが、今回とっても勉強になったんです。
例えばボディの厚みや内装の吸音材の素材→これを比較した場合仮に重さを重視しても静寂感を優先するかで素材が変わりその会社のコンセプトが分かります。
サンバイザーのミラーのランプ→顔を照らす光の一の違いでスイッチをどの部分に置くか、サンバイザーをたたんだ際に紙と一緒に収めたらスイッチをどうやってOFFにするか、各社のこだわりが説明を通して伝わってきます。
要するに各社の製作意図を否定するのではなく各社のこだわりを認めて自社のクルマ作りに活かしていく姿勢が伝わってきました。乗る人の立場に立った研究を日々しているんだなって。
そしてもうひとつ面白かったのは、仕事と無駄の考え方。
➡ 仕事は工程を進める
➡ 無駄は費用を高める
という概念。
例えばホワイトボードに伝えたいことを書く時なために、
🙂 今いる自分の場所から移動する距離を縮める
😉 キャップを取る時間を縮めて最初からキャップを取っておく
😮 そもそも伝えるのが目的ならそうしたボードを用意しておく
などなど。
時間というコストをいかに縮めていくか日ごろから意識していることがかんばん方式と言われる生産を支えているんだなと思うのです。ただそこで働く人にとっては「歯車のひとつ」 😥 としてとらえられがち。なので休憩の取り方や仕事環境にはずいぶん気を配っています。
見学者として働く様子を見ると、ここまで推し進めて良いのかなぁと思いますが、一方で自社の仕事に置き換えて考えてみるとそこまで無駄の排除を意識したことは意外にないって思うのです。
普段の仕事の進め方に固執し、もっと改良できる点を見過ごしているのかもしれないなと。人が不足、設備が不足と簡単に言うけど、自分たちの仕事の仕方そのものに無駄がないのかなとあらためて感じた工場見学です。
世界と戦う製造業に接しあらためてマルワの仕事を見直さなくては…とあらためて感じます。他業界に学べ・・・ですね。
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