おはようございます。今日は後継者としてのブログを書きたいと思います。今から28年前に突然教職を退職して当時の丸和印刷に入社しました。当時入社してとんでもない世界に来ちゃったと思ったのです 😥
どうみても創業者である先代の力技で今のマルワとは真逆の職人たちを使って経営をしていたと思うのです。笑えない話ですが、わずか5年で10数人いた社員の5分の4の社員が退社 🙁 して
「そして誰もいなくなった」
状態に。
あれから今日まで多くの社員を採用し、特に新卒者を数多く採用してきました。お陰様で生え抜き社員もいます。当然退社した社員もたくさんいます。
しかし一つだけブレなかったことが。それは
➡ 新卒であれば絶対に自前で人を育てるんだということ。
➡ 転職の社員には真剣に向き合うんだと。
そのこだわりです。
結果の良し悪しは自分ではよくわかりません。だって企業規模という切り口で比較したら短期間で大きくした後輩経営者はたくさんいますから。
でも一つだけやってきて良かったと思うことがあります。
来社頂いた多くの人達から
🙂 「素晴らしい社員さんたちですね」
と言ってくれる社員の人たちに恵まれるようになったこと。
昨年入社した女性社員が転職サイトで当社を見た時に、会社訪問をするきっかけになったのは経産省の「おもてなし経営企業選」。伊那食品も受賞している全国で100社しか認定いただけない名誉な認証に「第三者が認めているから」と共感してくれました。
目指す経営はチームワーク
みんなで一つの目標に向かってフォローしあいながらその過程を楽しむ社風に共感してくれる人達に集まってもらうこと。業界ではともかく自動車関連の製造業と比較したら給料では追いつけないけど「やりがい」や「楽しむ社風」は提供できていると自負しています。
これを「きれいごと」っていう人はいます。確かにそうかもしれないけど「会社を絶対につぶさない」という気持ちがあるからきれい事だけで終わらせない自負もあるんです。
転職から30年近く経過、大変な会社に来ちゃった…そんな当時を思いながらやってきたスタイルは人づくり。もっともっと前進です。
コメント