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どうしたい、どうなりたい??

将来プロ野球選手になると小学校の頃多くの男の子が卒業文集に書きます。そしてその通りになり、今では世界のメジャーリーガーになったのがご存知「イチロー」。
彼の作文を読みましたが、夢ではなく計画性を持ってそれに突き進んでいたのは有名な話。従って彼は「天才」という言葉を嫌います。天才ではなく、なるようにして練習を続けてきた…というのが彼の言い分だからです。
先日同じようなタイプの人を見ました。タレントのベッキーさんです。彼女は小さいころから芸能人になりたくって、なるために自身がどう振る舞ったらよいかをいつも考えて行動していたようです。
写真に写るときもピースではなく手を開いたり、自分がどうしたら学校中に知られるかを考えたり。そこには彼女なりに芸能界に入るべき計算があったと先日彼女のインタビューを通して聞きました。
どういった状態がサクセスストーリーかはわかりませんが、二人とも自身で思い描き進んできたことには間違いありません。そのための行動は計算されていました。それだけに天才とか運で片づけられてしまうのを嫌うのはよく理解できます。
努力を積み重ねた人には、それなりの結果を掴むチャンスが待っていることを感じます。それを人は簡単に「運」と片づけてしまいますが、決して運を追ってはいないようです。
成功という評価をされた経営者にも「運」というキーワードが存在します。しかしそれは成功を収めたときに振り返って言う言葉。成功していくためには地図をしっかりと描いて進むことが必要なのだと感じています。
経営計画書を作成中です。今更ですが「会社のなりたい姿」を明確にすることが成功への近道だと感じています。あいまいな言葉で計画書を作るほど、具体的なものにならないと感じます。会社をどうしたいか、社員に何を実現したいかを明確にすることが成功へのキーワードですね。
そんな簡単な事が…最近ようやくわかってきました。気が付けば日々の目先の活動に追われてしまってもっとも大切な「行先」が描けなかったようです。「どうしたい、どうなりたい?」ですね。


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