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本末転倒?

情報機器の発達は審議そのものの決定にも左右する時代になりました。ご存知のように銅メダリストの海老沼選手の審判三人の判定が覆ったのはこの文明機器がなせる技と言っても過言ではありません。
確かに最近では大相撲のきわどい判定や野球でのホームランかファールという確認に、ビデオ判定は有効だと思います。とはいえ、今回のビデオ判定には違和感があるなと感じました。
この判定員の事をジュリーというそうです。我々世代で言えば沢田研二??なんて下らないオヤジギャグですが、スポーツ競技の上訴審判を行う審判員とか。なんでも例の篠原選手の誤審が問題となった後にできた制度だと言います。
確かに審判の誤審が元で大切な判定に影響がないという配慮はわからないでもないですが、何かうっとうしい感じがしてなりません。なぜか…試合が止まってしまうからです。
試合というのは「流れ」で行います。先のビデオ判定は結果に対してのもの。確かに多くの技の蓄積が勝敗を決める競技ですから試合が止まってしまうのでわからないでもないですが…。
「明らか」というのは感覚かもしれませんが、観客が全員立ってのブーイングは誰が判定におかしい場合、きっかけとなった篠原選手のような明らかな誤審は採用すればいいと思うのですが。そのために登場した筈ですので…。
審判を審判…いやはや主審や副審のモチベーションも下がりますし、責任感も薄れてしまう…こんなことならいっそジュリーが務めればと「本末転倒」になってしまう茶々を入れたくなります。
我々目線でいうと、日々の業務の細かい部分に対していちいち口出しをして、誰もが気づく目立つ部分を見落としてしまう・・・そんな感じでしょうか。すんなり事が進んでいくことがこれによって流れが悪くなってしまいます。
ふと、こんな下らない事を日々の業務でやってないだろうかと思った次第です。チェックのチェック…うーん、日々の業務を再度見直した方が・・・!? 上手くいっているものまで見直したらそれこそ本末転倒かも・・・(-_-;)


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