昨日は名古屋商工会議所主催の合同企業説明会でした。昨年に引き続き今年も参加をさせていただきました。おかげさまで多くの学生さんが当社のブースを訪れてくださり、当社社員の説明に耳を傾けていただく事が出来ました。
この企業説明会、20社ほどのエントリーでしたが、学生が多く集まるところとそうでないところがあります。学生が集まらないところにも実は二つの傾向があります。ひとつは学科を明確に絞っている場合、そしてもう一つは学生が近づきがたいオーラのある場合です。
前者の場合は私のお客様の会社でしたが、「理系で電気工学系」と明確にしていますので、関係のない学生はブースを訪れません。しかし数は少ないものの説明を聞きにくる学生とは既に関係性があります。しかし人数が少なくてもいいと私は思います。
もう一方の参加の少ないブースは、たとえば男性が三人座っていたり、どういった人材が必要かがブースに明確でなかったり、また会社の独自性が発信できないところが少ないなと感じます。
ちなみに当社の場合は、小さな会社ですので社員の顔が全員わかるパネルやイベントで使用したパネルなど、ビジュアルに訴えてのブースとしました。案内役は新卒一年目と二年目の女性社員、学生と近い年代の社員にすることで親近感を持ってもらうようにしました。
「学生に迎合」しているわけではありません。せっかくブース出展をするのですから、関係性を学生とまず作らないといけないからです。その甲斐あって、多くの学生にブースに立ち寄っていただきました。
しかし…こうした結果を作ることができたのも、何度もイベントに出展してきたから得た経験が生きています。どんなにノウハウを学んでも経験に勝る教材はないとあらためて感じています。
小さな企業の採用予定はほんの一握り。就職サイトにお金をかけるほどの余裕もありません。数少ない出会いを有効活用するためのノウハウは「経験の積み重ね」しか得ることができないなと…。そしてそれがお客様への提案力の強化だと感じます。
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