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社長の仕事

「中小企業の社長は8割の時間をお得意様の為に使う事」これ沖縄教育出版の川畑会長のフェイスブックでの言葉です。中小企業と大企業の社長の役割は違うのだと…。大企業は社員が多いため、社長の補佐や各部門長が必要であり組織に使う時間の比率が大きくなるのだと。
しかし中小企業は社員とトップの距離が短いため、社長自らがお客様の為に時間を使うのが先決だと…。「うちの会社には頼りになる管理職が育っていない」「戦略思考の人間がいない」とぼやくのは間違いだといいます。
社長の仕事の13%が組織対策、営業や商品対策は80%と言われる川畑会長。確かにどこの会社の社長と話をしていても、ついつい冒頭の「育っていない」というボヤキを聞きます。しかし考えてみれば組織作りに時間を使うよりもお得意様の為に時間を使うのが当たり前。
新年にあたって今年は社員に「私自らが動く・・・」と宣言しました。といっても社員と同じような営業活動をするわけではありません。次なるビジネスモデルを確立していくための、種まきをする、お客様お得意様とのコミュニケーションを図るという意味で宣言しました。
2か月以上経過し、実際にそのように動いているかというと、そうした場面もありつつ、一方で8割はまだまだだと感じています。
最近「みらいノート」というのを付けています。これは脳力開発センターの田中典生さん監修のもので、次の日の行動をお客様の為に使う事を念頭に入れて予定表に記入していくものです。この予定表には点数が出ます。
私は何点取れているかというと・・・大変恥ずかしいのですが、一週間の大半が0点です。残りは40点、一度だけ80点という得点をいただきました。それぐらい「お得意様の為に使う」という事に頭と行動がシフトしていない事を実感します。
気が付けば残り2割の時間に8割を使っているのではないかと…。そんなことを感じます。それだけお客様の方を向かなくても今までは商売ができたという証でしょうね。冒頭の川畑社長の言葉「8割は戦略の為に時間を使え」と…。
「社長の仕事はアイディアを出す事」国際後継者フォーラムの二条彪さんは言います。表現が違ってもお二方の言葉はまさに同じこと。全てはお客様の為に…社長自らの実践が必要だと感じます。


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