写真は先週土曜日の社内研修の様子です。月一回の土曜日は全体会議のほかに委員会活動や社内研修を毎回実施しています。今回は新入社員の受けた研修を社内にフィードバック。お題はQC活動です。
以前当社でもこのQC活動を行っていました。と言っても今から十数年以上も前の事ですので、「QCの七つ道具」なんて言われてもその理解をしているのはごくわずか。しかしその手法が決して古いわけでなくたまたま長い間に学ぶ機会がなかっただけ。という事で今回は新入社員を講師に社内研修をしました。
とはいえ全く彼女だけで仕切らせる訳にもいきません。QC活動を過去に推進した先輩社員をサブにつけ、事前に資料のチェックと読み合わせ。そして実際の演習の進め方などを話し合って本番を迎えました。
当社の場合こうした事をたびたび行っています。その理由は人に伝える事で理解が深まる事、そして社員が講師になる事で聞く側も一生懸命に聞くからです。今回の研修、なんでも事前に原稿を書き、シナリオも考えたとか。そして父親に実際に聞いてもらい多くのアドバイスをもらったといいます。実はこれGW中の宿題にしていました。そんな事もありなかなかの内容で、社員にとってもいい学びの時間だったと思います。
こうした活動を行うようになり数年が経ちます。一部の社員だけの学びや発信ではなく、全ての社員が相互に伝達していく…こうした事が活性化につながると信じています。そして何よりも「伝える」事を肌で感じる事となります。
日々の業務の中で多くのコミュニケーション不足による問題が数多く発生します。そういった実情を踏まえ「報連相」という言葉があると思っています。しかしこの報連相…実は理屈でないところが実に厄介です。頭でわかっていても、人は感情の動物。マニュアル通りには動きません。小さな試みですが、こうした活動の積み重ねが大きな着実につながっていくのだと感じています。
これからは「発信」です。こうした積み重ねを今後外部発信につなげたいと感じています。当社の強みを関係する社員で発信していく…道のりは長いですが、素敵な事だと思っています。まだまだ続きます。この試み…。
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