URLをHTTP[S]に変更しました。以前よりブックマークしてくださっている方は、こちらをクリックし、再登録をお願いいたします。

教え子から気づかされた自身の職責

先日教え子から一通のショートメール「教務主任として転勤となりました」との内容。教務主任とは校長、教頭に次ぐ三番目の管理職です。名前の通り学校の教育カリキュラムの集約する立場であり、文字通り学校を回していく立場です。
彼と出会ったのは私が、転勤した中学校に新一年生として入学した時、たまたま転勤して担任となったのが縁です。それからはや29年、自身が教えた生徒が管理職というのですから、それだけ時間が経過した証でしようね。
当時の私にとっても教務主任は偉い方だと言う意識がありましたので、そんな役職に彼がなるのは不思議な気持ちです。
いまの学校現場は私の頃と違い、厳しい状況です。「モンスター」と表現される父兄もいると言いますから、気の使うことも多いのではと感じています。
しかし、その彼に昨年お願いされてお邪魔した中学校での出張授業、その当時の三年生の生徒たちの態度を拝見すると、時代は変わってもやはり子供だと思います。教育現場が難しくなったとはいえ、子どもたちの輝く目は当時とは変わらないなと。
我々が商売をさせて頂いているのも、お客様の喜ぶ顔がみたいから。同様に先生方も子供たちが生き生きした表情を見せる事が出来るように日々授業を企画しています。その総責任者が教務主任。
私にあこがれて教職に進んだといつか彼は言っていました。短い教職でしたが、そんな生徒を一人でもできたのは私も幸せ者だと感じています。
今は企業経営者、「マルワで働けてよかった」「マルワにお願いしてよかった」そうした声を作っていくのが私の務めだと思っています。彼の名前を思い出したメールを見ながらあらためて自身の職責を感じた一通のメールでした。頑張れ新米教務!!


コメント

タイトルとURLをコピーしました