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相乗効果で伝わる

かつて所属したW会のグループでの「卒業生を送る会」が一昨日ありました。卒業して早4年、今さら出席を・・・と思いましたが、当時一緒に汗を流した後輩が卒業という事もあり、東京からとんぼ返りで帰名し参加した次第です。
当時と違って会員数も倍近くの40名を超え大所帯となったグループ。卒業してから入会した方が半分以上ですので、まるで浦島太郎状態です。そんな中、映像で卒業生に送る言葉が披露されました。
デザイナーが作成しただけあり、出来映えもそして内容も申し分ありません。そんな映像を見ながらあらためて「映像の力」を感じました。動きのある表情とそして発せられる声、ここから伝わる発信力は紙媒体ではなかなか伝わらない力を感じます。
バックに流れる音楽もその映像効果を高めます。以前ならプロしかできなかったこうした映像の発信、手軽にできるようになり、発信の手段が多様になった事を感じています。
一方で二次会ではお子さんや奥様からの手紙が読み上げられました。これは紙に書かれた直筆のメッセージです。映像とは違ったアナログの発信もぐっとくるものがあります。
紙媒体の衰退という危機感が業界で叫ばれています。しかし発信の中身によっては紙媒体も映像に負けない力があることを実感しました。要は使う場面とそして使い方、両方のいいところを組み合わせる事で相乗効果が生まれるのだと感じています。
「発信」という括りで見た場合、人の心を打つのはどちらも「あり」だと思います。要は映像も紙媒体も「手段」だと…。とかく売り手側の我々は便利な機能を全面に出して「便利さの押し売り」をしがちですがそうではないなと思います。
そして…大切な事ですが、映像も効果的に発信するから良いのだと。紙媒体で必要とされる「センス」のような物が問われるのだと感じています。それにしてもいい卒業式でした。
気持ちのこもったおもてなしが、こうした媒体をより有効的にしていくんですね。まだまだ我々業界も捨てたものじゃないな…実感したひと時でした。


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