おはようございます。今年も実質の営業は１０日足らずとなりました。早いですね。そしてこの時期になると必ず届く喪中ハガキ。我々世代は親や友人が亡くなる世代でもあるんです。
実は先日とても寂しいことがあって。長く懇意にしていた割烹のご主人が他界したと家族の方から喪中の葉書をいただきました。名古屋錦の「今福」というお店。大将の田戸福次さんです。今年の8月にお店を閉めてしばらく休憩と言っていたのに。まだ70歳、お元気だったのに残念です。
■いつも勉強していてお邪魔するたびに「とりちゃん、先日こんなセミナー聞いてきたよ」って。
奥様とご主人とはある研修会でご一緒いただいたのがご縁。かれこれ20年近くのお付き合いです。念願のお店を持たれたにも関わらずわずか数年で奥様が他界。奥様の後押しでお店を立ち上げたので一時はかなり憔悴されていましたが、お一人でその後も頑張っていました。
東京の和食で修行されて誰をお連れしても、それこそかなりのグルメの人でも「ここは美味しい」と言っていただき、私も鼻高々だったんですけどね。天ぷらなんて絶品だったなぁ。
■塩で食べる天ぷら。上品の味でしたぁ。
阿吽の呼吸で何も言わなくてもお連れすると料理が多すぎず少なすぎず出てくる関係だったこのお店。お店を閉めるのも寂しかったですが、亡くなったと聞いてよりショックです。
私が若い時から可愛かっていただいた諸先輩方々がこの世を去っていく年齢となりました。それだけ自分が年を重ねた証拠でしょうが、一方で記憶に残る人たちばかり。
自身が今後は可愛がっていただいたお返しをしていくとき
だなと思っています。寂しいなぁ。ほんと。合掌。
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