おはようございます。今日は国際後継者フォーラムの二条ゼミの発表会にお邪魔します。今から9年前に8人の仲間の中に入れていただき、半年以上に渡りお互いの会社を全てさらけ出して勉強しました。当社の経営理念
「人が集い社会に発信する会社 それが私たちマルワです」
はその時に出来上がったものです。
先代が作ってきた会社経営を振り返り、当時先代が歩んだ経済状況と会社経営がどうマッチしていたか。後を引き継ぐ我々後継者の会社像って何か。そんなことをお互いに遠慮なく意見をぶつけて出来た理念。
言霊と言いますが、この経営理念が基本となり当社は発信に力を入れて、「会社見学」が当社の看板となり「つどう」が実現しています。「理念経営」と言いますが、まさにそのことを実現できているのは当時の時間があったからだと思っています。
毎回この発表会の場に同席させていただき発表を聞きながら忘れていた当時の「産みの苦しみ」を思い出すことができるのです。よく
初心に帰る
と言いますが、まさにその事だと思っています。
社員には「初心に帰るように」と言いながら、実は経営者である自分がその大切なことを置き去りにしていないかと。そうした場に帰ることができるのがこの場だと思っています。
当時40代であった私も還暦と言う節目に刻々と近づいています。頭の中に蓄積した経験則や成功体験が実は錆のようについてしまっている今、だからこそもう一度当時の思いや感情を思い出そうと伺っています。
実は一昨日のお伊勢参りも当時の仲間と出かけていました。「永遠の友を作る」当時のゼミのスタートに二条先生が話されていましたが、お陰様でその仲間の多くと未だに濃いおつきあいをさせていただいています。
学びというより「気づき」のための今日一日。初心に戻ってきます。
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