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書くという事

先日のブログにも書きましたが、「書ける」事は能力を図っていくうえで大切な要素です。なぜ…実は書けるという事は、頭の中できちっとまとめないと書けないからです。人前で饒舌に話をする人がいますが、「言語明瞭、意味不明瞭」と感じた経験はありませんか。話す事は考えながら言葉を発しても出来てしまいます。接続詞をたくさんつなげる事でもっともらしい会話になります。
ところが文字に落としていく行為は、頭の中で一度言葉の整理をしないとペンを走らせる事ができません。従って本当に理解できたか、問題意識があるか否かはどれだけ文章に書けるかが大きなポイントだと思っています。
当社では折を見てこうした「書く」という事を社員が行っています。文章のうまい下手ではなく、一つの設問に対してどれだけ多角的に物をみる事ができるかを判断できます。よく「短くまとめる事がいい」と言われますが、これはあくまでこうした事ができた上での表現だと思います。
一方で大企業など昇進試験では小論文というのがあります。以前はその評価をどうしていくかが疑問でしたが、最近その評価のポイントがなんとなく理解できるようになってきました。評価のための小論文を書くためにはそれなりの設問が用意されなくてはなりません。つまりこちらの意図する評価を引き出すための「設問力」も問われます。
それではどうしたら書けるのでしょうか。私なりの考えですが、書くというのは語彙力、ボキャブラリーを身につけることだと思います。そのために多くの文章に目を通していく事ではないでしょうか。加えてこうしたブログなど文章を書く事を続ける事も大切だと感じています。
このところの社内発表会…社員がよく話をできるようになりました。これも普段から書いてもらう事を実践しているからだと思います。まだまだですが、コミュニケーションを図る上で伝える事は大切な事、そのために書ける事は大事なペースだと感じています。


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