思いやり

ＯＭＯＩＹＡＲＩのうたというのがあります。これは2008年に全国で一番いじめの報告件数が多いと言われた愛知県が県内の全小学校の子どもたちから集めた「おもいやりの言葉」を元に元ル・クプルの藤田恵美さんが作り上げた曲。今年、日本青年会議所の「OMOIYARI運動」のテーマ曲として採用されました。
「もしも人々が「思いやり」をなくしたら地球は一秒で消えてしまう
だって　僕たちは思いやりに包まれて　生まれて来た　そだてられた
水や空気が必要なように　誰もが一人で生きていけない・・・・」
そんな内容で歌詞が進んでいきます。一つ一つの言葉が子供たちの発信した言葉だと思うととても素敵で、心に響く歌詞です。
こうした運動をはじめ最近周りでちょっとした幸福になれる運動を展開している方が増えてきました。「プチ紳士、プチ淑女を探せ」運動を展開している志賀内泰弘さんもその一人。定期購読誌「プチ紳士からの手紙」を全国の小中学校に無料配布しているとか。手紙に書かれている大人になりたい」と思う子供を一人でも多く作りたいとの願いだそうです。
経済が停滞し幸福と感じる人が少なくなっていると言います。私自身会社経営をしていく中で、社員の幸福、そしてモチベーションを上げるのはどうしたら…と最近強く感じるようになりました。
少なくとも社内でぎすぎすした人間関係や、つまらないいじめがあってはならないと思っています。もちろんそれが全てではありませんが、一方でこうした小さな事ができないと笑顔で会社一丸となって進めないと感じているからです。
プロ意識をしっかりと持ちつつ、部下に愛情を持って接し一方で部下は上司を慕う…そんな職場づくりをしたいと。「きれいごとで飯は食えない」なんて言われそうですが、モノを手に入れる事で幸福を感じた高度成長期と違い、今は精神的な部分が強いように感じます。
お客様から支持をいただく理由も「あなたから買いたい」という気持ちが一番の理由。教師をしていたころは当たり前に聞いていたこの「思いやり」という言葉。久々に新鮮に感じるのはそれだけ意識から遠ざかってしまったからでしょうか。
「OMOIYARIは世界を幸せにする魔法」で締めくくられているこの歌詞。一度見てください。心が洗われますよ。
OMOIYARIプロジェクト→
http://www.ponycanyon.co.jp/omoiyari/

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