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空飛ぶ自動車

手塚治虫さんが70年も前に世に送り出した鉄腕アトム。その世界がいよいよ現実になってきました。4日開幕したニューヨーク国際自動車ショーに「空飛ぶ自動車」が登場したとのこと。道路走行時には翼を折りたたみ、飛行時に翼を8メートルに広げて空を飛ぶそうです。
道路を走っている姿は実に不格好ですが、飛行機と思えば納得。二人乗りでガソリンを満タンにすると600㎞以上飛行できるとか。価格は2300万円程度と言いますから、意外にリーズナブルだと思いませんか。
ちなみにすでに注文が100件以上、4年待ちと言いますから、自動車というよりも飛行機としての購入なんでしょうね。1952年に登場した鉄腕アトムでは携帯電話もテレビ電話もそしてナビも当然のように描かれていました。そして自動車も空を飛んでいた記憶があります。
今となってはすべて当たり前になっていますが、70年も前にこうした想像を具現化できる手塚さんはやはり偉大な人だと感じます。そして今回もこの空飛ぶ自動車を作った会社も大したものだと…。
2300万円という値ごろ感があったから売れるのか、それともそもそも需要があると踏んだから作ったのか、真相は定かではないですが、こうして最初に世の中に出してしまう人そして会社の行動力に敬服します。なんでも最初…が価値のあることだと思います。
資本主義では利潤の源泉は差異性だといいます。そして経営者の仕事は「アイディアを出すこと」だと国際後継者フォーラムの二条彪さんは言います。このアイディアには誰も考えないようなものから、「まさか・・・」というものまでありますが、今回は個人的にはまさか…です。
当社は印刷業ですので、こうした独自性のある商品開発は縁がありません。いや…縁がないと言い切ってしまう事がそもそもアイディアを出せない状況にあるかもしれません。「まさか」「くだらない」「冗談でしょ」そんな感想がふと聞こえてくるものが実はビジネスチャンスの商品かも…。
それにしても車の免許を取るために、飛行免許も取得しなくちゃならない日がそう遠くない日に来るかもしれません。空には一方通行があるのでしょうか、右折禁止は…。いやいやそんな心配は少なくとも私の現役中にはなさそうですが…。
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