先週の金曜日、全国の印刷会社の社長、後継者とそして全国印刷工業組合の会長が当社に企業見学に来社されました。現在、全国印刷工業江組合では、経産省の委託で10人から40人規模の印刷会社の現状調査をしています。
地方ではPTAやJC活動といった地域貢献や多くの情報が集まるのは印刷会社です。実はこの印刷会社が厳しい経済環境で次々と退場している現状があります・
今回こうした実態調査を実施し、訪問やアンケートにご協力いただいた企業の中で、希望者の方に名古屋に集まっていただき二日間にわたっての勉強会を実施しました。その一環での当社の企業視察です。
普段から多くの方に会社を見学していただいていますが、さすがに今回は全印工連の会長はじめ同業他社の先輩経営者も多く、かなり緊張しました。同業者はごまかしがききませんし、その場を繕ってもすぐにばれてしまいますので。
実は午前中に当社の幹部社員と共に、業績を上げている企業さんを訪問しました。そこで外部をお迎えする方の礼儀正しさ、会社の仕組みに大変に驚き、当社の未熟さを再認識しました。その後という事もあり発表していても変な汗をかいてしまいました。
こうして企業を見たり、見られたりすることで、他社では当たり前のことも、当社では珍しかったり、また逆であったり。そうした気づきや刺激を得ることがとても必要だと感じています。
「他流試合」とよく言いますが、まさにトップにとっても社員にとっても非日常の刺激を受けることが如何に大切なかをあらためて感じた日でした。
ちなみに夜中まで喧々諤々と続いた議論。これだけ今後の企業経営を熱く考える同志がいることを力強く感じました。そしていい刺激をいただきました。今日から心新たにスタートです。
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