先日ある大学のインターンシップを受け入れたご縁で学生の成果発表会にお邪魔してきました。ちなみにその大学のインターンシップ発表会の参加は今回がはじめです。
発表会そのものはどこの大学も同じで、数人のインターンシップ終了生が舞台に立って十分程度の発表をした後に質疑応答という流れ。
目新しかったのはインターンシップを終了して一年たった4年生実際に内定をもらった四年生の発表。経験したことが就職活動にいかに影響して自身の力になったか。この発表は聞いていて面白かったです。
印象的な学生が一人・・・。
その中で航空会社に内定をもらった学生の発表はオッといった気持ちで聞きました。大学に入学した時から航空関係を目指し、入学時のTOEICが410点、英会話関係の授業に自ら参加し、自分で専門のエアビジネスの語学学校にも通い三年生でなんとTOEIC830点。これは並大抵の努力じゃないなと。
加えてインターンシップも航空関係の会社で何度も体験。就きたい仕事に徹底的にコミットした結果。見事に内定したというもの。今の若者には珍しい気骨のある青年でした。
➡ 「内定をもらうまでの大学生活のモチベーションはどうやって維持したの?」
と企業側からの質問に(ばかな質問するなぁと思っちゃいましたが)
🙂 大きな目標設定をしたらそれを小さい目標に分けて一つ一つ達成するように心がけた
ですって・・・マジっすか(^^;)でした。
極めつけは就活の成功の決めては
「主体性」と「熱意」
だって。いやぁ、参りました。正直なところその企業に内定がもらえるのは意外に驚きでしたが、彼の一歩筋の通った姿勢とそれを見破った企業はさすがだと・・・。
ただ案の定、発表の関係企業が中堅から大企業ばかりなんです。苦言を言っちゃいますが、こういった会社ってシステム的に出来上がっているので、企業からすれば「お客様」。その部分が聞いていてつまんないなって。
いっそのこと5人ぐらいの小企業に体験に行った発表の方が面白いじゃないですか。なかなかそうした企業が受け入れるのは実情ではないかもしれないねですが。企業数の実態は小企業が多いですから、その方が距離感も就職の実態も近いはず。そうはいかない大学側の事情もわかりますが、それでも学生の生の声を聞いてみたいなって思っていました。
しかし学生の口から出た言葉が「主体性」と「熱意」ですから。今の若者捨てたもんじゃあないですね。
といいながら当社に来社した学生さんたち揉む捨てたもんじゃありませんでした。来週は二人の高校生の職場体験と、加えて高校ひとクラスが社会見学に来社。中小企業も頑張ってるぞってメッセージを含めてしっかりとした体験をさせたいと思います。
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