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カッコイイ!!

写真は昨日伺った新東名高速道路の建設現場。週末の14日から三ケ日と御殿場間162kmが開通します。この開通距離は戦後最長だとか。これで残すは三ケ日と豊田東間、2014年に開通を待つばかりです。
この第二東名、現在の東名高速の混雑解消と、東海地震の影響を緩和するために建設されています。当然ですが1969年に開通した現在の東名高速道路とちがい、時代の最先端を行く施工技術がとられています。
そして何よりも工事現場近隣の住民をとても大切にしています。青木川橋は地上78mの高さですが、そこから見下ろすと岡崎市立常盤東小学校があります。ここでは小学校の前を流れる川に地域ボランティアの手によってこいのぼりがかけられているそうです。
「あの高い工事中の橋にもこいのぼりが上がるとたくさんの人に見てもらえる」と小学生の発案で昨年からこいのぼりがかけられました。小学生を招待して出来上がった橋に、絵を描いて記念撮影をしたり、工事関係者との良い交流が生まれています。
こうした地域とのコミュニケーションを大切にし、一方で環境にも配慮し出来上がった橋も景観を損なわないように工夫されている今回の第二東名。実際に工事現場を訪ねていても、ごみひとつ落ちていない事に驚きました。
1968年に公開された石原裕次郎主演の「黒部の太陽」、あれを見て建設に憧れ目指したという言葉をよく聞きます。私もこうした現場に初めて立ってその気持ちが理解できました。少しづつ自分たちの作っているものが出来上がって変わる景色、そしてそれが世の中の役に立つという実感。
作業服とヘルメット姿のかわいい女性も現場で活躍。思わず参加者から出た「カッコいい」という言葉。普段は道を行き来するトラックを見てもそんな感情はありませんが、実際に現場に足を運ぶとびっくりするほどかっこいいなと感じます。全線開通が楽しみです。
こうした人たちがいて整えられていくインフラ。汗をかいて土ぼこりが舞う現場の初体験は「モノづくり」と温かみを実感しました。
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