やらなきゃいけないことは分かっているけど後回し
でもアクションすることで差別化になる
BCPなんてその最たるものだ
自燃社員づくりに邁進する印刷会社の後継社長の今日のメッセージ
このところ南海トラフ地震の特集が地元中日新聞に連載されている
防災に対する関心の後押し
行政関係者も本腰を入れているようだ
またこんな記事も見かけた

東日本大震災の時に話題になったのが
高層ビルがゆっくりと揺れていた動画
その時高層階で起こっていたのは、事務機器の暴走
ファックスなどの事務機器には車輪がついている。
会議室などの打ち合わせ用のテーブルや椅子もそうだ。
動かないようにロックしていればいいが
ロックしていないものも意外に多い
これが移動することとなり凶器と化したそうだ
自身は防災の講義の中で社内の平面図を起こして
避難経路などの確認をするようにと伝えている
マルワの一階は印刷機などの重量物ばかり
こんなものが動き始めたらひとたまりもなくスタッフは押し潰される
それをチェックする、要は5Sの見直しである
BCPと環境整備
一見して関連がないように感じるが実はかなり親和性が高い
BCPの計画を策定となるとピンとこないが
5S活動と言い換えれば特に製造現場はしっかりとくるのではないか
BCPが中小企業ではなかなか根付かないという
なにせ中小企業では20%にも満たない
小企業となれば数%だという
必要なのはわかっていながら策定がないのはなぜか…
BCPは「保険」のようなもので
実際に災害が起こらないと価値が見えにくい
そのため投資対効果を感じにくいので後回しにされがちなのだ
特に「今すぐ必要じゃないもの」と思われがちで
優先順位が低くなりがちなことも理由だ
BCPにスポットを当てるからこうなっちゃう
何かと抱き合わせたらどうだろうか
先の例のように
➡ 5Sと抱き合わせれば社員の手で関わることもできる
➡ この話し合いを通じてコミュニケーションだって図ることもできる
こう考えるとBCPそのものに対するハードルがグッと下がる
意識づけとはこんな身の丈に合ったことからスタートできるのだ
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