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「今すぐじゃない」は危険!中小企業がBCPを後回しにしない方法

SDGs

やらなきゃいけないことは分かっているけど後回し

でもアクションすることで差別化になる

BCPなんてその最たるものだ

 

自燃社員づくりに邁進する印刷会社の後継社長の今日のメッセージ


このところ南海トラフ地震の特集が地元中日新聞に連載されている

防災に対する関心の後押し

行政関係者も本腰を入れているようだ

 

またこんな記事も見かけた

【BCP対策に関する実態調査】 約4社に1社が過去3年で災害による事業中断を経験 一方、BCP対策に着手できていない割合もほぼ同数
マネジー | 【BCP対策に関する実態調査】 約4社に1社が過去3年で災害による事業中断を経験 一方、BCP対策に着手できていない割合もほぼ同数ページ | マネジーとは

 

東日本大震災の時に話題になったのが

高層ビルがゆっくりと揺れていた動画

 

その時高層階で起こっていたのは、事務機器の暴走

 

ファックスなどの事務機器には車輪がついている。

会議室などの打ち合わせ用のテーブルや椅子もそうだ。

 

動かないようにロックしていればいいが

ロックしていないものも意外に多い

 

これが移動することとなり凶器と化したそうだ

 

自身は防災の講義の中で社内の平面図を起こして

避難経路などの確認をするようにと伝えている

 

マルワの一階は印刷機などの重量物ばかり

こんなものが動き始めたらひとたまりもなくスタッフは押し潰される

 

いかに安全に避難するか
そのために邪魔になるものはないか
倒れてしまうような高所のものはないか

それをチェックする、要は5Sの見直しである

 

BCPと環境整備

一見して関連がないように感じるが実はかなり親和性が高い

 

BCPの計画を策定となるとピンとこないが

5S活動と言い換えれば特に製造現場はしっかりとくるのではないか

 

BCPが中小企業ではなかなか根付かないという

なにせ中小企業では20%にも満たない

小企業となれば数%だという

 

必要なのはわかっていながら策定がないのはなぜか…

 

BCPは「保険」のようなもので

実際に災害が起こらないと価値が見えにくい

 

そのため投資対効果を感じにくいので後回しにされがちなのだ

 

特に「今すぐ必要じゃないもの」と思われがちで

優先順位が低くなりがちなことも理由だ

 

BCPにスポットを当てるからこうなっちゃう

何かと抱き合わせたらどうだろうか

 

先の例のように

➡ 5Sと抱き合わせれば社員の手で関わることもできる

➡ この話し合いを通じてコミュニケーションだって図ることもできる

 

こう考えるとBCPそのものに対するハードルがグッと下がる

 

意識づけとはこんな身の丈に合ったことからスタートできるのだ


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