簡単なこと、誰でもできること、でもお客さんが知らないと思うこと
それを日々発信することだ
自燃社員づくりに邁進する印刷会社の後継社長の今日のメッセージ
沖縄県印刷工業組合でのメディアユニバーサルデザインの講義には
70名近くの参加者があった
2時間という長い講義なので流石に途中で休憩を入れた
さて最後に質疑応答の時間
正直なところ全く何もないのも寂しいものだが
幸い今回は質問があった
その質問とはこうである
お客様にMUDの話をしてもなかなか関心を持ってもらえない
どういった手段で伝えるのがいいのだろうか?
こんな内容だったと思う
実はこうした質問は意外に多い
しかし現実にはなかなか使っていただくことがなく
また耳を傾けていただけない場合が多い
しかし考えるとよくわかる
どんなに美味しい松阪牛のA5ランクのヒレ肉だったとしても
お腹一杯の時は食べたくない
関心がない相手にどんなに大事だと伝えても
まずは関心というハードルを越えないといけないのである
これは制作側が営業にも感じるストレスでもある
マルワは長くニュースペーパーを発行してきた
今から27年前も前のことだ
きっかけは仕入れ業者さんが
A4サイズのペラの情報紙を請求書に同封してきたのがきっかけである
依頼ことあるごとにマルワはちょっとした情報を
紙媒体で営業に持たせている
もちろんお客様に有効だから使って欲しいから
と伝えるのが目的だ
しかしすぐに関心を持ってくれるお客様なんていない
大事なことは
あの会社の〇〇さんはいつも情報を届けてくれる
と思ってもらうことにある
何か困った時に
そういえば〇〇さんに聞いてみよう
そうお客様が感じてもらえれること
情報発信というのは時間がかかるものなのだ
すぐに成果を求めようとするから効果がないと諦めてしまう
丁寧な情報発信は大事だが
作り込みすぎてしまうから継続ができない
それを日々発信することだ
そんな話を今回の質問についても回答とさせてもらった
と言いながら我々も発信は止めてはいけない
常にマルワも日々発信である
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