先日お邪魔した株式会社白橋さん。

今年で創業100年という老舗企業だ。
元々は金融関係の伝票がスタートだという。
戦後の焼け野原から今の社屋を建てて今がある。
当日はこの社屋が東京駅周辺では一番高かったそうだ。
SNSでは少し触れたが、どうしてもこの会社を見学したかった。
詳細は企業秘密にもなるので書くことはできないものの
デジタル化が進んでいる業界で盤石な経営をされているからだ
首都圏にある同業他社は自社ビルが多い
そうした背景もあり、最近は廃業する会社も多いと聞く
白橋さんもそうした会社の社員さんを受け入れることがあるそうだ。
表現は悪いが場所的に、ダメなら資産があるから締めることができる
そんな会社も多いのではないか?
そうした中でご子息が入社され会社は創業100年
更なる高みを目指している
絶対に会社には入りたくなかった 😥
と語るご子息の経歴は証券マンでありアナウンサー
今の仕事とは全く畑違いだ
覚悟して入社したご子息は多くの課題と向きあっているという
それは決して以前の環境と比べた発言ではない
以前の大きな組織とは違い足りないものばかりが中小企業
それを嘆くことなく今ある資産の可能性から新たなビジネスモデルに格闘中だ
会社の様子を説明するご子息を頼もしく見守る社長が印象的だった
中小企業は潤沢な資産があるわけではない
むしろないモノだらけだ
それをプレゼンで見せてもらった
以前の仕事をちゃんと生かしている
さすがだった。
とはいえ、これからの後継者というのは大変だと思う
人口減少が進み明らかに消費は細る
今までの右肩上がりの経済での商売は望めない
一方で賃上げも余儀なくされる
と考えながら、ふと思った。
いつの時代も同じなんだと。
自分はバブル崩壊で業界の右肩下がりを経験してきた
経営のセンスはなかったがブランドは作れたと自負している
資金が足りない 人がいない 自社ではできない
ナイナイづくしの中やってきた
全部満たされていたらきっと考えなかったろう
後継者難といわれる今の時代に
次世代に託せる自身は恵まれている
さてマルワの次世代はどんな未来を作るか…
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