こんな見出しが先日の日経新聞の一面
世界一位のトヨタ自動車といえば
大衆車の代表格であるカローラ
実は中国では地元メーカーに猛追されているそうだ
かつてカローラといえば所得の差に関わらず手に入った大衆車の代表格
カローラの価格を平均年収で割った指数をカローラ価格という
数値が高くなるほど手が届きにくい
1976年は年収とほぼ同じだったが0.27まで下がった
しかし2019年以降に急上昇
2023年には1970年ごろと同じ水準という高い価格帯に
そうした中での安い中国の車の台頭
これには理由があるそうだ。
●部品の耐用年数がEV電池の寿命以上にならない
●運転時の最高速度も下げる
安くても高級車と同じスペックを大衆車にも供給
これが今までのビジネスモデルだった。
安かろう、悪かろうではないが
品質はそこそこで十分と割り切る中国車メーカーの考え方
そしてもう一つの要因は世界的な中間層の減少
これにより大衆車という概念が成り立ちにくくなったそうだ
そんな背景もあり世界のトヨタでさえ
彼ら自身が言う古いトヨタを解体するそうだ
38万人の従業員を抱える世界的企業でさえ変化に挑む
だからこそ弊社のような30名程度の規模の会社は
変化をすることは当然だ
お陰様でこの時期は年度末で忙しい
しかしコロナ前とは様子が違う忙しさである
特に県外への出張が多い
●ハイブリッド配信やイベントの事務局のバックヤード
●直接お客様と打合せをするために出かけるデザイン担当者の光景
今期から事業領域を編集プロダクションとした
その際社員に伝えたのは全員で関わること
今までの部署単位での行動が通用しなくなっているからだ
新たなことをやるのは全員で関わった方が良い
だからお客様の要望は全て受け入れる
それぐらいの覚悟で変化しない限り衰退する
だからマルワも成功体験を捨て今に留まらない
それが必要とされる会社づくり。SDGsそのものだからである。
その旗振りとフォロー役がトップの務めである
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