多くの会で出欠案内が送られてきます。私も立場上多くの会に所属していたこともあり、自ら出欠をとる経験をしています。こうした出欠案内を送って即日返信があることはまず稀です。大体締め切りを過ぎても結構な数が未返信の状況となります。
実は最近ある会のメーリングリストを見ていると出欠をとられている方の工夫を感じます。「これで○○人です。まだ当会には○人が在籍しているはずです。」から、「まだ未返事の方がいます。」とか返答をいただいた方の出欠一覧を掲載する方法など。
締切りを過ぎてもなかなか出さないのはそもそもそういう性格の人の場合と、迷っているうちに指定日が来てしまったという場合です。私の場合すぐに出欠を出すよう心掛けているのですが、案外迷っているうちにその日が来てしまった…という事が多々あります。
結局どちらかですので、決めてしまえばいいのですがどうも踏切りがつかない場合があります。おそらく心の中では本当は決まっているはずですが、心に引っ掛かり先送りしてしまうという事だと自己分析をしています。
経営に対してこうした先延ばしは致命傷となります。特にビジネスサイクルが短くなってくると、もたもたしているうちに置き去りになってしまうという事にもなりかねません。
そんな性格ですので、最近ちょっと工夫していることがあります。迷った内容については少し期限を決めて「寝かして」置くことです。そして期限が来た段階で決定する…これを心がけていくことで少し改善されたような気がします。
とはいえあくまでこれは個人に依存すること。出欠をとる側は先の様な工夫をすることで「気づき」を意識させていくことが大切なようです。といっても…実に厄介というか、いい大人が何やっているのだと思いませんか。
先日のブログで書いた「遅刻の真理」ではないですが、経営者は決める事が一つの使命です。出欠ぐらい即決できない、これでは情けないですね。・・・という自分に対しての自戒を込めての今朝のブログです。
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