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前期高齢者になって感じる「人のふり見て我がふり直せ」

日 記

年を重ねるほど自ら律する

頭でわかっていてもそれが出てしまう…そうならないように

印刷会社の後継社長として自身が実践してきたことを地道に発信


X世代 Y世代 Z世代という言葉がある

 

X世代:1960年代から1970年代生まれの世代
Y世代:1980年代から1995年頃に生まれた世代
Z世代:1990年代後半から2000年代にかけて生まれた世代

 

自身はX世代よりも前の前期高齢者だ

 

さて自身が前期高齢者となり改めて感じることがある

同世代の言動だ。

 

会議の中で意見を言う際に、内容に対するジャッジではなく

個人的な感情での好き嫌いを口走るのを見かける

 

企画案に対して

😡 〇〇は嫌いだからやめておこう

 

食事の場所の設定に

😐 そもそも自分が決めたんじゃないから、次回は別の店に

 

全体を見ていっているのかと耳を疑うことがある

 

思うのは勝手だがそれを言ってはいかんでしょ…と。

 

こうなってしまう要因に

年下が増えて本人に対して意見を言う人が少なくなっている現状がある。

 

表現は正しいか否かはともかく

裸の王様というやつだ。

 

実は最近自身の勘違いが増えてきた気がする

 

〇個購入してと頼んだはずが半分しか来ていない

😡 頼んだのと違う!

なんて言ってしまったらアウト。

 

そこはグッと抑えて間違えを認める

 

当たり前だけど、これができなくなってくるのが怖い

 

先日氏神様の神主さんに毎年恒例のお祓いをしてもらった

 

僕よりも一回り以上若い神主さんだ

 

先代もよく存じ上げているが、そろそろ引退だという

 

耳も遠くなり、ボケていないものの記憶の行き違いが多くなってきた

 

これを他人から見た場合みっともないだけでなく

地域の神主様として仕えてきた名声にも傷がつく

というのがその理由らしい

 

おそらく引退される本人には自覚はないはずだが

次世代の助言を聞いて身を引かれるのは英断だ

 

シンギュラリティという言葉がある

人工知能が人間の知能を超える転換点

 

少し前までは2045年といわれていたが

AIの登場で2030年には到来とさえ言われている

 

歩んできた過去の経験は知識にも勝る教科書

 

しかしこれからの時代はその経験が邪魔するかもしれない

 

人のふり見てわが振り直せ
実るほど頭を垂れる稲穂かな

今こそ心に留めておきたい言葉である


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